うらわ自然観察会
手つかずの森を楽しむ
桜環境センターのお隣がフィールド
うらわ自然観察会は1996年から28年にわたり、桜区の秋ヶ瀬公園ピクニックの森を中心に活動しています。公園内にある関東最大のハンノキ林には、1991年に県の蝶に指定されたミドリシジミが生息。ここには手つかずの森が残っています。
初代会長の厚澤さんと前々会長の古橋さんが「秋ヶ瀬公園をフィールドにできる」と考え、大宮の自然観察会から独立し、うらわ自然観察会(旧浦和自然観察会)を創立しました。
桜環境センターが開館した2015年から、会議やイベントで施設を利用しています。
会員を増やすために
現在、会員は40人。2024年は秋ヶ瀬地域に自生する貴重な植物の開花期に合わせて観察会の日程を組みました。道すがら、鳥や昆虫についても観察を行っていきます。このほか、国の特別天然記念物・田島ヶ原サクラソウ自生地での観察会や子ども自然観察会、高原の自然観察会、研修懇親観察会、自然保護活動を開催しています。
これらの活動は宣伝にも力を入れています。2024年9月に行った秋ヶ瀬の自然を学ぶ会(ANL)観察会は、会のHPやFacebookのほか、秋ヶ瀬公園のHPでも告知を行ってもらい、20名の会員が樹木の検索方法を学びました。会員の中心は50代から70代ですが、小さな子どもを連れてイベントに参加する家族も増えてきています。
自然を観察する楽しさ
自然観察をしながら写真を撮っていると、知らない植物や昆虫などが撮れていることがあります。知らないものを調べてみる→どんどん知識が増える→さらに興味がわく→普段の道を歩いていても楽しい→よく歩くようになる→足腰が丈夫になる→山に登ろうかという気持ちになる→山の植物に興味がわく→心身ともに充実し、健康になる、という素晴らしい正の連鎖が起こるそうです。
自然と人とふれあって
同会では、自然を楽しみながら長く続けてほしいと、自然観察だけでなく、クラフト、ハイキング、家族連れで参加できる自然とのふれあい体験なども企画しているとのことで、会員の心身のリフレッシュに、ひいては環境保護につながればいいなと考えているそうです。
今後は、秋ヶ瀬公園のミドリシジミを増やすために、公園と一緒に取り組んでいきます。さいたまの自然を身近に感じ、リフレッシュしながら健康にも地球にもいい活動を、ぜひ、体験してみてください。
うらわ自然観察会
Tel : 090-7358-2897 / Fax : 048-858-8958
HP : https://urawa-nature.jimdosite.com/
HP : https://sakura-kc.saitama.jp/kankyo/group/urawashizen
E-mail : urawa.nature☆gmail.com ※☆を@に変えてください。