埼玉森林インストラクター会
自然を守り、楽しみ方を伝える
森林に親しむ活動を開始
森林インストラクターとは、環境教育推進法に基づき実施される「森林インストラクター資格試験」に合格した人のこと。埼玉森林インストラクター会は67人の有資格者によって構成されています(2024年8月末現在)。
会の設立は1993年。森林インストラクターとして「森林案内」「野外活動の指導」等の専門技能の向上を図りながら、一般の人が森林や自然に親しみ理解する機会を増やすために設立されました。
桜エコ・フェスタへの参加は今年が初めて。小枝のストラップを作るワークショップと会の紹介パネルを展示する予定です。今回、秋ヶ瀬公園、うらわ自然観察会とコラボすることで展示の厚みが増し、来場する方々に自然の魅力をより多く伝えられるといいます。
県内各所で活躍する会員たち
同会では、ときがわ町にある森林インストラクターの森や宝登山四季の丘、秋ヶ瀬公園ピクニックの森などで森づくりや保全活動を行うほか、個人やグループ、学校、自治体、企業などから依頼を受けて、自然観察会や林業体験、ガイドウォーク、ネイチャークラフトなどを行っています。
ガイドウォークなどで一般の方をご案内したあと、楽しかった、また参加したいなどの感想をいただくと、また頑張ろうという気持ちになるそうです。自然の中で楽しみを求める人が増えています。森林を案内されて幸せな気分になったり、森林にさらに興味を持ったりする人々が増えることが楽しいです。
活動を広めていくために
埼玉県の南部・東部地域には、里山や森林といった「森林レクレーション」の場が少なく、参加者の募集や資金調達についても課題があるといいます。
同会では、資格支援講座を実施して資格取得をサポートしているほか、子ども森林インストラクターなど各種イベントも開催しています。今後は、同じような志を持つ団体とつながり協力していくこと、会の知名度を上げて会員が活躍できる機会を増やすことも目標にしています。
来年は全国植樹祭が埼玉県で66年ぶりに開催されます。埼玉森林インストラクター会は協力団体として参加する予定です。みんなの自然を、みんなで守り、みんなで楽しみましょう!
埼玉森林インストラクター会
HP:https://saitamanomori.net
E-mail :info☆saitamanomori.net ※☆を@に変えてください。