
カカシコーヒー
コーヒーを通して
地域と人をつなぎたい

キッチンカーでふるまう
コーヒーと焼き菓子
桜エコ・フェスタ初参加となるカカシコーヒーさんは緑区から家族で参加。かわいらしいキッチンカーで自家焙煎のコーヒーやスイーツを販売します。
「桜エコ・フェスタの、ぐるぐるめぐる社会、人も資源も循環する社会のイメージに共感します。私たち自身の問いを深めるきっかけや、他の団体との出会いから学べることを楽しみにしています」と代表の松本淳さん。
松本さんご夫婦は、コーヒーは人と人をつなぐ道具と考え、おいしいコーヒーを通して世代を超えた交流を育みたいと考えています。

子どもたちが「自分の故郷」を
実感できる場に
松本さんたちは、2018年から、世界各国からコーヒーを生豆で仕入れて焙煎し、20種類ほどをネットショップで販売。焙煎所やキッチンカーではハンドドリップで提供し、カフェラテやシフォンケーキなども人気です。イベントでは子どもたちや若者が主体的に参加できるマルシェを開催。世代を超えた交流の場づくりにも力を入れています。
昨年からは、地元の祭事「祇園岩船竜神祭(ぎおんいわふねりゅうじんさい)」にも参加。昔あそびを教える地域の人たちと一緒に、子ども縁日でお祭りを盛り上げています。こうした場に子どもたちが挑戦し、地域の人と出会うことで「自分の故郷」を実感できるといいます。

「地域とは何だろう」を問い続けて
松本さんご夫婦が緑区の三室地区で暮らし始めて間もない頃、自宅のアパートに近所の子どもたちが集まり、遊び場や居場所になっていきました。その原体験が、地域に誰もが安心して集まれる場所をつくりたいという思いにつながったそうです。
地域の担い手不足が進み、新しい仕組みづくりや人材・資金面での課題もある中、「土地に根ざすとは何か?」を若い世代にどう渡していくか、模索を続けているそうです。
「百年先を見据えて「終わりのない祭り」のようなコミュニティをつくりたいと考えています。子どもたちが将来「ここが自分の故郷だ」と思える地域を残すこと。そのために「地域とは?暮らしとは?」という問いを続けたいです」。
桜エコ・フェスタでは、コーヒーを片手に、みなさん自身の答えを探す時間を過ごしていただければ嬉しいです。

カカシコーヒー
HP : https://kakashicoffee.jp
LINE : @599upbrv