就労継続支援B型事業所 
アトリエ・アンノウンⅡ 浦和

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福祉×アートで広がる
未知の可能性

デザインの力で新しい事業へ

アトリエ・アンノウンでは、バルネラブル・アーティストが描いた作品から様々なデザインを制作し、商品化しています。

バルネラブルとは、英語で「障害のある人:people who are vulnerable」を表す言葉。 アトリエ・アンノウンの母体ANNOUN Future Designは、企業のロゴや衣料品のデザインをする会社で、以前から障害者施設で描かれた原画をデザイン化し、企業のロゴやTシャツなどの衣料品を制作していたそうです。障害のある人たちが描く個性的なデザインが企業側のニーズと合い、2020年4月、自社でB型事業所としてスタートさせました。

アンノウンとは「未知の世界」

既成概念にとらわれないバルネラブル・アートを、デザインのフィルターに通し、コラボレーションして生まれるのが、アトリエ・アンノウンの製品です。

現在、アトリエに所属するバルネラブル・アーティストは約60人。日々、アンノウンのデザイナーから出されるテーマに沿って、デザインの原画を描いています。

あるときはモナリザ、あるときは動物といったテーマがあり、見て描くことができるので、様々な障害がある人でも描きやすいそう。また、想像や余暇ではなく、描くことを仕事として請け負うことで真剣に向き合え、やりがいと充実感にもつながっているといいます。

描いた作品はデザイン化するため、特別な絵画のセンスや技術は必要ありません。また、それらの絵は、1人につき年に最低2作品は商品化され、独自の展示会やネットショップ、企業とコラボしたイベントなどで販売され、売り上げが利用者の工賃となっています。  アトリエ・アンノウンは、障害のある人たちが絵を描くことを仕事にできる、数少ないB型事業所です。

個性的なデザインの価値を知ってほしい

「自身が描いた絵がデザインされ商品になると、モチベーションも上がりますし、好きな絵を描くことを楽しく行なっていただいていると思います」と、同事業所の千葉勇臣さん。

より多くの人々に、「atelier announ×ANNOUN」が生み出す商品と新しいブランドのかたちを知っていただくために、桜エコ・フェスタはじめ、様々な機会に手に取っていただけるよう、イベントのみのN E W商品も用意しているそうです。

就労継続支援B型事業所 
アトリエ・アンノウンⅡ 浦和

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