社会福祉法人
埼玉聴覚障害者福祉会
春里どんぐりの家

>>>Story

ずっと使えるものを
作る、伝える

手仕事から生まれる小物たち

見沼区にある春里どんぐりの家では、前足がクリップになったマスコット「ねこばさみ」など、ちくちく手作りする品が人気。様々な色と表情の愛らしいねこばさみは、仕事場のデスクでメモを挟んだり、キッチンでお菓子の袋の口を留めたりするのに活躍してくれます。

担当の三浦衣里子さんによると、利用者さんそれぞれの得意なところを生かして、協力して作り上げているものばかりなのだとか。一緒に作ることに喜びを感じる場所が、春里どんぐりの家なのです。

春里どんぐりの家に通うのは、聴覚障がいに加えて知的・精神・肢体障がいなどを併せ持つ方たち。

「人は働くことで成長すると考えます。耳が聞こえない利用者さんたちと手話や筆談などの目で見て分かる方法でコミュニケーションをとりながら、いろいろなものを作っています。利用者さんが社会の一員として働くことを大切にしたいと思い、活動を始めました」と三浦さん。2004年の設立以来、コミュニケーション支援で社会参加につなげているそうです。

自治会活動で行ったハロウィンパーティー

どんなに障がいが重くても
社会参加を

利用者さんは、現在16人。下請けや内職をする下請け班と、手作り商品を作るはるさと工房に分かれて作業しています。手縫い、ミシン、編み物など、得意なことを生かし、職員がサポート。毎週、自治会活動も行っています。

春里どんぐりの家の母体である『どんぐりの会』が結成されたのは、1980年代。ろう重複障がいのある子どもたちが社会に出ていく場がないことから、保護者や教育者、手話関係者など多くの人たちの力によって造られました。その後、入所施設もでき、利用者が増加していく中で、2004年に、『春里どんぐりの家』が、さいたま市見沼区に開所されました。

下請け班のガスメーター解体作業

多くの人に届けたい

三浦さんによると、桜エコ・フェスタに参加するのは2015年以来2回目とのこと。以前、別のイベントで、手話のついた紙芝居の上演を利用者さんたちが熱心に見ていた姿に感動したそうです。「今回はweb開催なので来館者とのやり取りはありませんが、自分たちが作ったものを販売することで、多くの人に私たちを知ってもらうチャンスになると考えています。一つ一つ丁寧に作られた布製品は、心が温かくなる、やさしい手触りです。」

はるさと工房の縫製作業の様子

商品はこちらでもご購入いただけます。

さいたま市内の障がい者施設が参加するオンラインショップ「サデコMONOがたり」。桜エコ・フェスタ2021期間中は「エコMONOがたり」として共催しています。
※「サデコMONOがたり」はNHKひるまえほっとで紹介されました!
https://movie-a.nhk.or.jp/sns/sAm/ky30281u.html

  社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会 春里どんぐりの家

住所 : 〒337-0005 さいたま市見沼区小深作186-2
HP : http://sai-donguri.org/
E-mail : harusato-enjobu☆donguri.or.jp
※☆を@に変えてください。
Tel : 048-682-2146 / Fax : 048-682-2147