笹目川の環境を守る会

>>>Story

美しい水辺でつながる
地域コミュニティ

賑やかだった桜エコ・フェスタ

桜エコ・フェスタでは、参加する各団体ごとにブースを設けて展示やワークショップを行うほか、他団体とコラボして、普段とは違ったアプローチで市民と交流しています。

笹目川の環境を守る会も、2019年のフェスタ開催時には、様々な団体と一緒にお祭りブースで来場者を盛り上げました。初回の2015年から毎年、活動紹介の展示を行っていましたが、19年は少し意外なコラボグループに参加しました。感想をお聞きすると、「人と人とのつながりを大切にした活動の想いは同じ。大変楽しく参加できた」と、代表の渡部郷さん。

さいたま市内を流れる笹目川をきれいにするために、月1回のごみ拾いや月初の水質調査を行うほか、季節ごとのイベントも大切にしています。渡部さんに同会の活動についてお聞きしました。

笹目川の生きもの調べ

人とのつながり、活動が楽しい

渡部さんたちが活動を開始したのは、2006年。その前年に、埼玉県による笹目川の河川改修工事に伴って、水質調査を委託された渡部さんが、毎日ごみや水の流れ、野鳥の調査を行ったことがきっかけでした。自主的な市民活動団体となった当初の調査メンバーは7人で、その後、増減があり現在は20人ほどで活動しています。

清掃活動開始から16年が過ぎ、活動回数は150回に達しました。収集したごみの総量は3,800袋(約5,700㎏)、約1,700人が参加しています。また、月1回、笹目川の水質検査を実施するほか、年3~4回の自然観察会を開催するなど、水辺に親しむ行事にも積極的に取り組んでいます。

コロナ禍で日常生活が制限される中、毎月の活動が人と人との貴重な交流の場になっていると実感。ごみ拾いにかかる時間が長くなり、人とのつながりが楽しいと感じることで、新しいコミュニティとしての役割を担っていると実感しているそうです。

笹目川の生きもの調べ

活動資金が課題に

環境活動を行う団体に共通する悩みが、活動資金の確保です。同会でも、年間20万円ほどの活動資金を必要としていて、各補助金や助成金に応募し、企業の支援も受けていますが、最長でも3年間など長期的には厳しい状況が続いています。また、入会者の継続が難しく、県内の関連団体とも交流しながら、意見を交わしています。

活動を広げていくために

街の中を流れている川がきれいなら、その川を見る人、住む人の心が豊かになり、よい街づくりにつながります。渡部さんたちは活動の大切さを知ってもらうため、市外の中学校からの依頼で授業の一環として生徒の受け入れをしたところ、好評だったそうです。

桜環境センターで3月に行われる「さくらエコまつり」でも、毎年活動報告を行っていますが、今後は、より多くの人に知ってもらえるよう、ホームページを作るなどして情報を発信。コロナ禍でも、雨の日も雪の日も、多彩な生きものが暮らす水辺をきれいに維持するための活動を続けています。

清掃活動で拾ったゴミの分別

  笹目川の環境を守る会

HP : https://sakura-kc.saitama.jp/kankyo/group/sasamegawa
E-mail : wata-go☆w3.dion.ne.jp
※☆を@に変えてください。
Tel / Fax : 048-864-3630