グループSECたまちゃん

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「いのちの成り立ち」
性教育で伝えたい

4人の母親が集まって

グループSECたまちゃんは、人が幸せに生きるために必要な命の成り立ち(性教育)や暮らし方、環境について学ぶ講座を開催しています。桜エコ・フェスタには4回目の参加です。

設立は2008年。当時、代表の尾内浩子さんと、まだお子さんが小さかった4人のお母さんたちが始めました。

尾内さんたちは当初、子どもに「かけがえのないあなた」と言葉で伝えても、「かけがえがないってどういうこと?」と聞かれ、具体的に伝えることができませんでした。そこで、命の成り立ちを、性教育を通して伝えるグループを立ち上げたのだそうです。

テーマは「生きていくこと」

講座では、参加者の年齢にあわせた体の仕組みやケア、年齢などによって起こる変化や管理の仕方を伝えます。学校などで行われる恋愛や避妊といった性教育とは異なり、「生きていくこと」そのものをテーマにしているので、対象も小さい子からお年寄りまで広範囲にわたります。

その後、みんなで情報や知識をシェアして学び合い、身の回りで困っている事柄から学習を進めることもあります。また、使い捨てをしないものは体にも優しいと、布ナプキンや布マスクの制作と販売をするなど、体と環境との関係を講座の中にも取り入れています。 「人間が人間らしく生きていくために、性教育と環境保全とは切っても切り離せないんです」と尾内さん。講座が終わると、「これからは自分の体を大事にします」と笑顔で帰る子どもたちに喜びを感じています。

桜環境センターで実施した「なでしこ講座」

自分も他人も大事にしてほしい

小学校5年生を対象とした講座でのこと。命の誕生と人間の遺伝、遺伝子について、どうやってあなたがその遺伝子を受け継いできたか、一人一人違う遺伝子が、あなたの個性なんだよと伝えたところ、講座後のアンケートに、「人間はそれぞれ特徴を持っていると分かったので、これからは、いじめはしません」と書いてあったのが、とても印象に残っているといいいます。

男の子講座でのワーク

みなさんの学びの機会に

女性には女性の月経サイクルに合わせた生活の仕方があり、男性と同じような生活では体を痛めることも。日常生活をちょっと変えると月経が重荷でない、楽になる生活に変えられるよ、と情報発信もしているそうです。

時には、性教育と環境が結びついていることが理解されず、誤解を招くことも多くありましたが、今は、性教育をやりたい、もっと勉強したいという方が増えてきたので、その点はできてきたのかな、とも思っているといいます。

「生きものは環境に大きく影響されるので、人間が人間のまま生きていくためには現在の環境を守る必要があります。そのことは体の仕組みを学ぶとよく理解できます。グループSECたまちゃんの講座で、より多くの人に楽しく学んでほしいと思っています」。4人のお母さんたちの活動は、さらに幅を広げて続いています。

  グループSECたまちゃん

E-mail : tora1358☆gmail.com
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