社会福祉法人邑元会 
しびらき

パワフルなスタッフが
支える豊富な活動

桜並木沿いの静かな地域で

桜環境センターから北に数百メートル、桜区新開(しびらき)にある社会福祉法人邑元会 しびらきは、拠点の障害者支援施設をはじめ、施設の農園で採れた食材を使ったカフェやパン屋さんなど11つの事業所で21の事業を展開しています。  

障害者支援施設には、知的に障害を持った方50人が暮らしていて、日中には30人の方々が通うほか、短期入所も受け入れています。それらの方々と職員が一緒に、①さくら班(リハビリ)、②きぼう班(内職)、③農耕園芸班の3つの中から、好きなものを選んで活動しています。

商店街の一員として

新開地域には、かつて賑やかな商店街がありました。2017年、就労支援事業として開始していたベーカリー店、いちご農園、清掃事業、コミュニティーカフェが加わって、「しびらき通り商店街」が誕生。地域を盛り上げています。

商店街を支えるスタッフ3人の良いところを聞きました。

(写真左から)Hito-tsuひとつながるカフェ店長の松橋珠希さん。
地元野菜を使ったランチや農園産のハーブシロップでソーダを作ってくれるアイデアママ。今年導入したキッチンカー「ひとつなぐキッチン Lien(リヤン)」に乗って、どこへでも飛び出していきます!
真中は、しびらき通り商店街のリーダー、丸山翔太さん。
職員からも施設の利用者さんからも慕われるみんなのパパは、野菜も育てられてパンも焼けるデキた男。抜群の発想力で楽しいイベントをたくさん開催しています。
右側は、しびらきベーカリーの店長、川田なぎささん。
利用者さん想いでていねいな仕事ぶり。みんなを引っ張る商店街イチの頼れるお姉さんで、ベーカリーのリーダーです。

3人とも親として暮らす中で、子育てと支援は似ている、きちんと伝えて通じあえる存在なのだといいます。
「しびらき」では、障害を持つ方々が、バラエティーに富んだ仕事の中から自分に合ったものを見つけ、地域の中でいきいきと働き、経済的な自立を図っていくために、パワフルでハートフルなスタッフが全力で支援しています。  

桜環境センターのスタッフも度々利用しますが、いつもおいしいものがあって、ほっとする場所です。

冬こそオンシーズン!

農園にある「しびらきファーム いちご屋」は、さいたま市でいちご狩りができる希少な施設。冬から春にかけては埼玉県のオリジナル品種「あまりん」「かおりん」(持ち帰りのみ)のほか、酸味や甘味に特徴のある4品種を育て、いちご狩り(品種は日替わり)が大人気。食品ロスにならないようジャムなどの加工も行い、ベーカリーやカフェで楽しめます。

社会福祉法人邑元会 しびらき

〒338-0834 さいたま市桜区新開3-3-17
Tel : 048-839-3910
HP : http://www.sibiraki.jp
E-mail : sibiraki☆r2.dion.ne.jp
※☆を@に変えてください。