さいたま市
障害者総合支援センター

>>>Story

障害者が地域で安心して
自立した生活を営むために

障害のある人への
各種支援を行っています

さいたま市障害者総合支援センターでは、障害者が地域で安心して自立した生活を営むことができるよう、事業所、障害者施設、特別支援学校(養護学校)、各区の障害者生活支援センター等の関係機関と連携しながら、「障害者の就労支援・生活支援・社会参加支援・授産施設に対する支援・発達障害者への相談支援」の5つを柱に支援を行っています。

「サデコMONOがたり」オープン

コロナ禍で、障害のある人たちが製作する品物を販売するイベントが激減。障害者施設の販売活動の幅が狭まる中、2021年6月10日に障害者が作るハートフルグッズが勢揃いするオンラインストア「サデコMONOがたり」をオープンしました。

県内初の試みで、運営は川口市で障害者施設の自主商品の販売を行う実店舗「サデコショップ」を運営している公益社団法人埼玉デザイン協議会が行っています。

広く知ってもらうツールとして

施設で働く障害者(利用者)の収入は、商品の売り上げから支給されます。売り上げが少ないと、利用者の工賃が減り、仕事量が減り、働く意欲が下がってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

そこで、さいたま市では、障害者施設の売り上げを向上させるため、障害者が作るハートフルグッズを扱うネットショップ「サデコMONOがたり」での販売支援を始めました。

利用者さんのやる気につながって

オープン間もなくメディアで取り上げられたこともあり、閲覧数は2023年3月31日時点で15万件を超え、売り上げは順調に伸びています。事業者の方からも、

・HPで画像を見たり、作品を見たりすると愛着が高まり、可愛い、もっとやりたいという声が増え、施設内に明るい声と笑顔が増えました。
・注文が来て直接送ることで、お客様に喜んでもらいたいという利用者さんの気持ちが一層強くなったようです。

といった声が寄せられています。

また、地域の企業やお店の方にも、障害のある方が作るものには人の心を動かす力があることを知っていただき、商品の仕入れを考えていただけたら、利用者さんが世の中に接する機会も増え、必要とされていると感じて、幸せを感じられるようになるといった、新しい展開を希望する声も出てきています。

生きがいを持って暮らせる社会へ

障害者施設で働く障害のある人たちが、生きがいを持って暮らせる社会を実現するため、「サデコMONOがたり」は次の目標を目指しています。

・障害者の経済的な自立
・働きがいのある仕事の創出
・障害者の能力向上による社会的役割の獲得

市内の様々な施設がともに賑わっていくために、「サデコMONOがたり」の役割は日増しに大きくなっています。

アップサイクルプロジェクト

サデコMONOがたりでは、アップサイクル事業にも取り組んでいます。

アップサイクルとは、捨てられるはずの端材や廃棄材を製品等にし、新しい価値を与えるサステナブルな仕組み。 さいたま市誕生20周年を記念して大宮駅に掲出した大型フラッグを、ネットショップ「サデコMONOがたり」やデザイナー、市内障害者施設の協力で、素敵な商品に生まれ変わらせる取り組みを行いました。

さいたま市障害者総合支援センター

〒338-0013 さいたま市中央区鈴谷7-5-7
Tel : 048-859-7255 / Fax : 048-852-3272
HP : https://www.city.saitama.jp/002/003/008/p081789.html
ネットショップ : https://sadeco-monogatari.com/
Email : syogaisha-sogo-sien☆city.saitama.lg.jp
※☆を@に変えてください。