社会福祉法人
鴻沼福祉会
つばさ共同作業所

>>>Story

おいしい豆腐を
楽しく作る

桜エコ・フェスタでコラボが人気に

つばさ共同作業所の豆腐&しびらきのしいたけ&ゆいのわのネギが一緒になった「鍋セット」は、2019年の桜エコ・フェスタで人気でした。

「エコ・フェスタは受付や景品の受け渡しなど当番があって、協力してやっているところがよかったなぁって思います。鍋セットもやっぱり印象深いですね。あの時の売り上げはよかったですよ」と、つばさ作業所のスタッフ吉田敦史さん。

鍋セットの販売は1日限定でしたが、つばさ共同作業所の利用者さんが、しびらきにショートステイに行ったり、2020年の台風19号でしびらきが床上浸水の被害に遭ったときは、吉田さんも応援に行くなどして、交流を深めているといいます。

豆腐作りを通して地域に根ざして

豆腐の製造は2008年に共同作業所連絡会で、宮城の作業所の事例を見たのがきっかけ。その豆腐はデパートにも卸していて、作業所の商品が社会の中で価値を持っていることにも感銘を受けたそうです。

「宮城から豆乳を仕入れて売れば、地域貢献ではありませんが、障がいがあっても、おいしいものを作れるって証明したくて」と吉田さん。

つばさ共同作業所のスタッフは、経験の有無ではなく、利用者の立場を考えられるかを大切にしているので、豆腐も作ったことがあるかではなく、「すごくおいしい豆腐を食べたいね」という気持ちから始めたのだそうです。

豆腐作りは月曜から金曜まで毎日。障がいが軽度の人も多く、厚揚げを揚げる人、豆腐を作る人と分業で、利用者もスタッフも関係なくみんなで作っているそうです。

宮城県産大豆「ミヤギシロメ」の豆乳を使い、沖縄県産天然にがりで仕上げた手づくりの「とうふ」は、与野イオンのわくわく広場でも取り扱っていて、障がいの有無に関係なく、きちんと仕事していれば、社会の歯車の一部になれると実感しているそうです。

豆腐を丁寧に洗って製品のチェック

障がいのある人の働く場に

つばさ共同作業所は、通所の作業所として1986年に設立されました。当時、近隣に作業所はあるものの、まだたくさんの障がいのある方が働く場を求めていた時期でした。

現在では、JA全農からやさいの袋詰めの仕事、乾燥材の封入の仕事、ヤマト運輸の配達、ネスレの「MACHI ECO便」の配達、マンションの清掃など、それぞれが力を発揮できる仕事をいくつかやらせて頂き、障がいのある仲間たちが「いきいき」働けるような場所を目指しています。

お客様と一緒に販売のみんなと撮影

チームでおいしい豆腐を作りたい

月曜が祝日でも、いつもと同じように来所してしまう仕事好きで真面目な利用者さん。吉田さんも、一緒に働いて、悩んで、失敗して、原因を考えてと、チームであることにやりがいを感じるといいます。「実際、ぼくより豆腐作りがうまい人もいて、教わることもよくあります(笑)」。

スタッフは豆腐だけで正社員10人、非常勤を合わせると34人、月に1回健康状態を見る看護師1人という体制で仕事をしています。コロナ禍で直接の販売や宣伝が難しく、余暇が減ってただ仕事に通うだけの毎日ではあるけれど、売り上げを伸ばし、地域の人に知ってもらい、多くの人に分かってほしいと、日々豆腐作りに励んでいます。

がんもを表面がカリッ、中がふわふわに仕上がるためにこねる

社会福祉法人鴻沼福祉会 
つばさ共同作業所

住所:〒338-0014 さいたま市中央区上峰2-10-20
HP : https://www.kounuma.org/html/about.html
E-mail : tubasa☆kounuma-hukusikai.or.jp
※☆を@に変えてください。
Tel : 048-854-8000 / Fax : 048-854-3538