楽しく笑顔で働ける場を

おいしさで喜ばせる体験から

さいたま市緑区で、日替わり弁当が人気のハーフマウンテン。桜エコ・フェスタでも特製のお弁当が並ぶ予定です。
ここは、障害のある人たちが毎日お弁当を作って販売している就労継続支援A型事業所。調理師、栄養士などの資格を持つスタッフが、デリバリーやロケ弁などで人気のお弁当を利用者さんと協力して作っています。

食を通じてやりがいを育てたい

事業管理者の半山司朗さんは、「おいしいお弁当作りを通して人が喜ぶ姿を体感できるとやりがいになりますし、働くことの意味になります。なにより働く人が楽しく笑顔になってほしいと思います」と、事業の意義を話します。

成長をサポートする事業所に

事業所名「ハーフマウンテン」は「人生の道半ば」という意味。誰もが人生という山の道半ばにいて、利用者さんそれぞれがゴールに向かって歩んでいけるように、しっかりと成長をサポートしていきたい、という想いを込めているそうです。
「人生の道半ば」は、これからの人生をどう進めるかを考えるタイミングでもあり、自己の価値観や目標を再評価したり、新たな挑戦をする機会が増えたりすることも多いと思います。また、過去の経験から学び、将来に向けての方向性を見つける大切な時期でもあると思いますので、焦らず、自分のペースで一緒に見つけていきましょう。

企業からの依頼を募集中

利用者さんたちが仕事を選べるように、ハーフマウンテンでは企業への働き掛けも行っています。
食品、縫製品、工芸品、実用品の製造などの請負作業・委託業務や施設の清掃、農作業のお手伝いなど、まずは相談してほしいといいます。企業などが障害者就労施設に仕事を依頼すると、人件費を抑えつつ生産量を確保できたり、社会貢献になったりして、お互いの事業にとってプラスになります。

誰もが独立できる環境を

ハーフマウンテンを立ち上げたのは、2022年。半山さんの息子さんが知的障がいを抱え辛い思いをしたことから始まりました。だから、ここでは利用者さんの長所を伸ばす支援を心掛け、独立できる環境を目指しているのだといいます。
仕事を通じて利用者さんの成長や地域活性化に繋がると嬉しいです。「自慢できるスキルを身に付けたい」という方、「仕事をお願いしてみたい」と思った企業さんも、まずはお弁当を味わってみてください。きっと感じるものがあると思います。

合同会社　ハーフマウンテン

住所 : 〒336-0918 さいたま市緑区松木2-26-16
Tel / Fax : 048-767-6499
HP : https://half-mountain.com　　https://snabi.jp/facility/26644
E-mail : halfmountain☆gmail.com　※☆を＠に変えてください。